2006年4月アーカイブ

現在、某大学に非常勤で来ています。
で、そこから更新

そこでは何かの論文を読んで、
そこで使われている手法を解説していく
授業をやろうとしています。

そこで、困るのが題材となる論文。

今も図書館に行っていくつかの雑誌を
見てみました。

興味を持って貰えそうな
かつ
わかりやすく
かつ
高度な分析手法をつかっていなくて
・・・

という条件に合うようなものはなかなかありません。

今もまだ探せていません。

普段目を通さないような雑誌を見ていて
1つ気になったことがありました

因子分析の因子負荷行列です

探索的因子分析をしているのですが、
当該因子の負荷量しか記述していないという
ものを見かけました。

つまりこんな感じ

   1  2   3
Q1 .722
Q2 .588
Q3 .477
Q4    .677
Q5    .454
Q6    .235
Q7       .564
Q8       .353
Q9       .212

その雑誌の慣例なのか分かりませんが、
同じ雑誌でいくつか見つけました

尺度を選ぶときの基準にもなる
情報ですし、やはりすべての因子負荷量を
は明示したほうが
いいのではないかと思います

それでいい

と言われてしまえばそれまでなのですが・・・


若干?批判的なことを書いてしまいましたが

久しぶりにそういった雑誌を読んで思いました。

内容的にはおもしろそうだったのですが・・・

何か教材になりそうな
先ほどの条件にあうような論文はないでしょうか・・・

新年度

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気づけば2006年度が始まっています

まず身分が変わりました。

そして若干、非常勤が増えますが
生活自体は今までのままです


全く話は違いますが、
最近、HLM(階層線型モデル)を触り始めています

考え方はよく分かります。

どんな分析でも同じですが、
どう使っていくかが問題だと思います。

しかし、世の中にはいろんな分析法がありますねぇ